今回紹介したいのが、チョコレートを使わないチョコスプレッドです。
「スプレッド」という表現は、日本であまり馴染みがないと思いますが、ピーナッツバタースプレッドのような感じで、パンなどに塗るジャムのようなものです。
日本で売っているピーナッツバターには、精製糖が含まれていたり、塩が含まれていたりと
小さな子どもには与えたくないと思ってしまうモノが多いような気がします。
子供の朝ごはんで、トーストの日は、アボカドかピーナッツバターか、このチョコレートスプレッドでサンドイッチを作ります。(卵やツナサンドも作りますが、それらはどちらかというとランチ向けです。忙しい朝なので、短時間で作れるのがポイントです。)
オススメのピーナッツバターは、Instagramで紹介したことがあったと思います。
砂糖や塩が一切含まれていない、しかもパームオイル不使用のピーナッツバターを塗り、
そこにスライスしたバナナを乗せて作ります。
ただ、ピーナッツバターだけでは飽きてしまうので、このチョコレートスプレッドを使用して、スライスバナナサンドを作ったりもします。
まず、チョコレートに関して。
低単価のチョコレートには、カカオよりも精製糖が多く含まれています。
スーパーマーケットやコンビニで売られている100円代のチョコレートの原料に注目してほしいのですが、砂糖が主原料となっていないでしょうか。
ヨーロッパで大人気のチョコレートスプレッドといえば、イタリアのヌッテラがあります。
確かにやみつきになってしまう甘さでありますが、食品成分をみるとゾッとします。
「砂糖」・「パームオイル」が使われています。
私は、歯磨きがまだ上手にできない、虫歯になる怖さを理解していない娘には、砂糖が入っているものは与えないということを原則にしています。また、個人的にも精製糖はなるべく摂取しないようにしています。ここ数年は、精製糖は常備していません。
そして、パームオイルは、ざっくりと言うと発がん性物質が含まれているとも言われています。ヨーロッパの食品をみるとNo Palm Oilとチェックマークが入っているほど、避けられ始めているように感じます。
このチョコレートスプレッドの成分をみてみましょう。
チョコレート風の味、見た目にしあげる為、使われている原料はフルーツです。
食品成分表示は、「アップル、グレープ、キャロブといういなご豆、水、ココア、なたね油、ひまわりレチシン」となっています。
100%ナチュラルで、チョコレート(砂糖)を使ったものではないのに、チョコレートのような味があり、ヌッテラよりヘルシーであるという判断により、どうしても紹介したかったのです。
これが、売りですね。
1.乳製品、グルテン、ナッツ、GMOs不使用
2.化学的な工程を無くして作られています
3. 添加物不使用
4.保存料不使用
5. パームオイル不使用
ビーガン、フルーツの甘さで砂糖は使っていないというのが素晴らしいと思いました。
もちろん、味はチョコレートかというと、チョコレート風味!という表現に近いです。
私は、「デーツが含まれているのかな?」と一口食べたときに思いました。
チョコレートだと思って食べると、少し違うのかもしれませんが、チョコレートの味を覚えさせる必要がないので、小さなお子さんがいるご家庭には受け入れられる商品だと思います。日本のメーカーも、ぜひ「砂糖不使用」でヘルシーなプロダクトを作ってください。