除草剤のグリホサートは発がん性物質
「グリホサート」という言葉を耳にしたことがありますか?
2018年アメリカで末期ガンの男性がグリホサートが含まれた除草剤、ランドアップという商品を製造販売するモンサント社に対して賠償金を求める裁判で勝訴したことで、グリホサートに関して知っている方もいるかもしれません。IARC(国際がん研究機関)はグリホサートを発がん性物質と関連付けすることを決定しています。
世界中で広く使用されているグリホサートは、最も一般的な雑草除去剤で日本でも販売されています。モンサント社は、1974年にこのグリホサートを作り販売をし2000年には商標を失効しているため、今では多くの企業がグリホサートを使用した除草剤を製造しています。アメリカでは、確認できているだけで750以上のプロダクトに含まれているようです。
グリホサートは、雑草を防除するために多くの作物に使用されています。除草剤が使用されるとそれは作物の周りの雑草だけを殺すように、種子はグリホサートに耐性があるように遺伝子組み換えで操作されています。トウモロコシや大豆などが代表的な作物です。
ノンオーガニック食品からグリホサート検出!
収穫前の乾燥剤として、小麦やオート麦などの穀物を含む多くの作物にも散布されているようです。そのため、オーガニックではない食品を調べると、このグリホサートが検出されます。
(出典:http://www.pan-uk.org/our-food/)
これは英国で調査されたリストですが、恐らく日本国産食品に関しても似たような結果が出てくるのではないでしょうか。
さらに、このグリホサートは、ガーデニングの道具などを取扱うホームセンターなどでも、購入が可能です。そのためか、都市の雑草を防除するために、住宅地、公園、遊び場、学校などでも、雑草処理として使用されています。
このグリホサートを含む除草剤の販売を即、取り止めた小売店もあれば、フランスのように、グリホサートの使用を段階的に禁止する国も数多くあります。
アメリカ国内の母親たちのコミュニティ「Moms Across America」が調査依頼をした結果、そして驚くべきことに、グリホサートは予防接種のワクチンにも含まれているのです。
以下のワクチンよりグリホサートが発見されました。
* 麻疹、おたふくかぜ、風疹のワクチン
* 百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン
*インフルエンザフルビリン
* B型肝炎
* 肺炎球菌ワクチン
(参照:https://healthfreedomidaho.org/glyphosate-found-in-childhood-vaccines)
なぜ、予防接種ワクチンから農薬が発見されるのかというと、ワクチンにはゼラチンなど動物由来成分が多く含まれています。そのため、ワクチンの成分となる家畜の飼料に残っていた農薬が影響しているのではないかということです。
*[注意]この記事はワクチン接種をやめましょう!と述べるものではありません。
もし有機農法で育てられた家畜の動物性成分を使用すれば、予防接種ワクチンに農薬が含まれるということを避けられるのかもしれません。
ただし、発ガン性の可能性に関する研究はさまざまな機関で繰り返し行われるため、数年後別の研究結果によって、これらの真実は塗り替えられる可能性もあり得ます。