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オーガニック市場、世界第2位を維持するドイツ

ドイツの2019年のオーガニック小売店の売り上げは、9.7%の増加をし、全世界で2位の市場ランキングをキープしています。そして2019年のドイツの有機食品及び飲料の売り上げは110億7,000万ユーロ(4月16日現在:約1兆2,920億円)となっています。消費者調査のスペシャリストAMIのダイアナ シャック氏は、BIOFACHの展示会でこのように述べています。

ドイツのオーガニック市場が力強い成長を続けている大きな要因の1つは、スーパーマーケットによる高いレベルのエンゲージメントであり、「昨年、オーガニック製品の商品カテゴリーを拡大することに非常に積極的であった」ということがわかりました。オーガニックの新製品開発はドイツでも堅調です。ドイツの市場では、2019年に発売されたすべての新しいオーガニック食品がマーケットの20%を占めています。(出典:Mintel)

まずは小売流通の内訳に関して、スーパーマーケットとALDIなどの安売りをするディスカウント店の小売売上高は71億3100万ユーロ(4月16日現在:約8,322億8,291万円)で、昨年に比べ11.4%成長を遂げています。自然食品店は8.4%の増加の31億8千万ユーロ(4月16日現在:約3,711億4,845万円)となり、オンライン・健康食品店・ファーマーズマーケットなどのその他の流通は、5%増の16億ユーロとなっています。

商品カテゴリーごとのシェアは、牛乳の代替品つまり、植物性ミルクが69.9%、そして44.4%が肉の代替品とプラネットベースの食品、飲料がだんとつでした。そして、14.1%の卵、10.1%の牛乳、9.2%の植物油、7.4%のヨーグルト、6.8%の果物、2.6%の肉が続きました。

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