遺伝子組換え

大手小売業のスーパーマーケットがGMOsをコントロールすべき

各スーパーマーケットの最高経営責任者たちは、規制や表示がないゲノム編集や畜産から生産された食品を小売業者が在庫保持しないよう、リーダーシップを発揮する時が来たと言っています。
食品、農業、ビジネス、活動家、学界の代表者で構成される専門家たちのグループは、44以上の業界署名者が支持する共同書簡で、スーパーマーケットに遺伝子組み換え食品の「在庫を拒否」するよう求めています。
英国のBeyondGMとSlowFoodが主催したこの書簡は、「ゲノム編集を使用して作成された動植物から規制管理を削除する」という政府の計画に関する10週間の公開協議の最中に配信されました。
この書簡では、政府は、ゲノム編集された動植物が収量を増やし、農薬の使用を減らし、気候変動と戦うのを助けると主張していると述べています。 一方、キャンペーン参加者は、20年以上の遺伝子組み換え作物の経験は、この技術がこれらの問題のいずれにも対処できず、農薬の使用や気候変動などの状況を悪化させていると主張しています。

現在、イギリスは遺伝子組み換え作物と食品に関して、欧州連合(EU)と同じように厳格な規制で拘束されています。
「この規制は2018年に欧州司法裁判所によって強化されました。2年間の審査の後、裁判所は、ゲノム編集は遺伝子工学と同じであり、ゲノム編集された作物や動物は遺伝子組み換え生物(GMOs)であると裁定しました。そして、GMOsのように規制されるべきです。」

最近行われた調査によると、英国市民の大多数は、「遺伝子組み換え食品の利点について確信が持てず、それらの導入に対して反対をしている」ということが分かっています。
つまり、大手小売店スーパーマーケットなどの影響力を持つビジネスが、強力な規制を支持することで、顧客に先見性、リーダーシップ、忠誠心を示すことが重要です。

(出典:TIME TO ‘DEMONSTRATE LEADERSHIP’ ON GMOS, SUPERMARKETS TOLD

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