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「オーガニック」と「無農薬」に関して、勘違いをしている方も多いことでしょう。
まずは言葉の整理から、「オーガニック」「有機」「ビオ」どれも言語が違うだけで、すべて同じ意味を指しています。
オーガニックという市場が拡大するにつれ、その流通や小売店で働く人々もオーガニックについて、きちんと正しく理解していないと消費者に間違えたことを伝えてしまったり、違った認識・理解のもと起こり得る作業が発生するのではないかという懸念を抱きました。
まず日本国内で流通しているオーガニック製品には、日本農林規格(JAS)認定というマークが製品のパッケージに貼られています。
認証マークが製品に貼付されている場合、それは「オーガニック」「ビオ」「有機」とそれぞれの機関の規定に沿って栽培されたものであること、またそれらの原料を使用しているということです。
一方、紛らわしい表現が「無農薬」です。「無農薬」というのは、化学肥料や農薬を散布せずに育てたものです。「オーガニック」または「有機」製品として販売するには検査を経て、認証をとる必要がありますから、それだけ費用がかかります。そのため、家族経営の小さな農家では、オーガニック認証をとらず、「無農薬」として販売しているのかもしれません。しかしながら「無農薬」に関する規定やそれを認定する機関はありません。
「オーガニック」・「無農薬」ともに、化学農薬を使用せずに栽培していますが、オーガニックはこれに加え、化学肥料および農薬を3年間使用しない土壌で作られています。植物は土壌より栄養素を吸収し成長しますから、多少なりの農薬・化学肥料を土壌より吸い上げて育っている野菜や果物はあることでしょう。
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