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消費する責任

いつからお客様はそんなに偉くなったのだろう。

「お客様は神様」なんていう言葉があるから、態度がでかくなったのだろうか。
日本では、コンビニエンスストアでヨーグルトを買えばスプーン、お弁当を買えばお箸が言わなくてもついてくる。
デパートで何かを買えば、不要なくらいの過剰包装をしてくれる。
もちろん贈呈用の場合、その過剰包装も美しく見える。
特に外国人に贈るときは、日本らしい文化を包装から感じ取ってもらえることもできるので、包装をお願いする。
ときには、のしをお願いすることもある。

けれども、お気づきのとおり、「お客様は神様」の時代は終わった。

これからは、誰もが消費する責任というものを持たなければならないような気がする。
私は少なくとも気を付けている。

日本に一時帰国した度に、ロンドンに戻る数日前は必ず銀座三越で買い物をして帰る。
お世話になっている人たちにお土産をと思い、地下の食品売り場で両手いっぱいの買い物をする。

前回帰国した際は、とにかく「包装は結構です」「紙袋は要りません」と頻りに口にしていた。

銀座のど真ん中で、エコバッグを複数持つのは少し恥ずかしいけれど
どちらにせよ、紙袋は不要な物になってしまいがちなので、ここ最近は断るようにしている。
(プラスチックのスプーンやレジ袋も)

もしかすると、ギフトの包装を自分でするのが主流な海外での暮らしに慣れすぎてしまったのかもしれないが、
ゴミを増やさないことは、人として大切なことだと思った。
きっと、これからのマナーになると思う。

「もったいない」「ものを大切にする」そういう基本的なことも重要だと思う。

デフレ社会・価格競争・安売り・資本主義・大量生産・利便性の追求などが
現在の消費社会を作ったのかもしれないが、
だからと言って、要らないものを買ったり、ポイポイ使い捨てしたり…

そういうのそろそろやめませんか?

これは生産者だけの責任ではない。
消費者の責任でもあるんです。

物を買うとき、のちのち「ゴミにならないよう」きちんと考えて買う。
そういう考え方も大切ではないでしょうか。

ファストファッションで買う来年は着れないような3980円のトレンド感がある服!

「安いからワンシーズンで終わってもいいや!」「飽きたからもう着ない」という感じでシミがついたから捨てる。
(私は、20代後半はそういう無駄消費をしていました。)

でも、3万円くらいする100%カシミアのニットであれば、きちんと手入れをして来年も再来年も丁寧に着ませんか。

最近思うのは、安いこと・便利なことが消費を動かしているのかということ。

私は、特に「食」に関して触れることが多いので、これも書いておくと
有機野菜を食べるようになってから、本当に無駄がなくなった!

この前は、旬なスイカもオーガニックなので皮をどうにか使えないかネットで調べた。
ブロッコリーの茎も、ゆでて輪切りにして、ごま油と塩で味付けをするだけで美味しい。
人参の葉っぱも、細かく刻んでハーブのようにリゾットに入れたり、パスタのソースに入れたり、

少し高い有機野菜だから大切に使うのか分からないが、
腐らせて無駄にするということが絶対にない。

けれども、安売りしていた消費期限日間近の安売りしていたサラダなどは
食べきれないと、すぐに腐り、ゴミ箱に入れたり。

エシカルな消費というのは、これから大切になってくる気がする。

ABOUT ME
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代表・編集長 鈴木聖佳
2012年2月よりイギリス・ロンドンに居住。 約7年半、都内の化粧品メーカー・兼商社に勤務。Eコマースに特化したマーケティング及び法人営業を行う。約2年半、オーガニック・ナチュラルプロダクトのオンラインショッピングプラットフォームの新規営業として、世界中の2,000以上のブランドをリサーチし、日本のマーケット参入を目的としパトナーシップ契約を70ほどのブランドと結ぶ。 ビオナチュラ&コーの立ち上げストーリはこちら