ヴィーガン

学校給食でも植物性の食事を取る日が必要!

「イギリスのオーガニック認証機関のソイルアソシエーション(Soil Association)は、気候変動や肥満の危機を改善するために、ミートフリーで植物性たんぱく質の日を週に1度設けるよう、学校給食の規定を改定するよう政府に求めています。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、私達には必要とされている変化を成し遂げるにはたった10年しか残されていないということです。記録的な数の生徒が気候変動対策に打撃を与えていると警告し、持続可能な食事を提供するために学校はより多くの支援と指導を必要としています。」

<<気候変動の危機に関する背景>>
食肉システムの環境への影響に関する最も包括的な分析によると、肉食の大幅な削減は危険な気候変動を回避するために不可欠です。欧米諸国では、牛肉の消費量を90%減少させ、5倍多い豆と豆類の食事に置き換える必要があります。
この研究はまた、数十年のうちに地球上に生きていると予想される100億人の人々を養うための地球の能力を破壊することを避けるために、農業への大きな変化が必要であることを見出しています。
食料生産はすでに家畜からの温室効果ガス、農業からの森林伐採および水不足、そして農業汚染からの広大な海洋不感地帯を介して環境に大きな損害を与えています。しかし、何もしなければ、2050年までに世界の人口が23億人増え、世界の収入が3倍になると、その影響はさらに悪化します。( 出典:The Guardian

何度かブログ・その他記事でも話題として取り上げたことがありますが、「ヴィーガン」の数は年々増加傾向にあります。
スーパーマーケットでも、ヴィーガンコーナーが次々にでき、レンジで調理するヴィーガン用レディーミールも各スーパーマーケットで商品開発されています。日本では、豆腐などの大豆製品が真っ先に浮かぶと思いますが、欧米ではブラックビーンズ・キドニービーンズ・ひよこ豆・レンズ豆を安く、気軽に買うことができます。豆腐もヴィーガン食品の需要が高まり人気になっています。海外に在住してより感じるのが、「日本の食卓にも四季がある」ということ。
旬の美味しい野菜が豊富なので、肉を調理しなくても、バラエティーに富んだ品数が食卓に並ぶでしょう。ぜひ、みなさんも「ミートレス」な食事を週1程度で心がけてみてください。

今後、ヴィーガンメニューとしていくつかレシピを紹介したいな!とも考えています。

ABOUT ME
代表・編集長 鈴木聖佳
約8年間、東京にて化粧品業界商社兼メーカーに勤務、Eコマース、カタログ通信販売のマーケティング&法人営業に従事。2012年にイギリスへ移住。3年弱、ロンドンの金融業界で勤務したのち、フリーランスとして活動を開始する。 オーガニックやナチュラルに特化した日本のオンラインショッピングプラットフォームの営業として、市場調査を行い、展示会に足を運び、約2000以上のブランドにアプローチをする。そして、多くの生産者やメーカーの日本市場への参入を支援する。 昨今は、「一人ひとりの健康のため、次世代に引き継ぐ地球環境のため、ほんとうに良いものを広めたい」という思いのもと、日本の有機農家や自然活動家のPRに携わり、NHK報道番組やその他の専門雑誌、新聞などのメディアで取り上げられるように尽力している。オーガニックプレスでコラムを執筆中。現在、約10年間のロンドンでの生活を経て、シンガポールに在住。 ビオナチュラ&コーの立ち上げストーリ及び実績はこちら
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