The Soil Association’s 2018 Organic Market Report – launched today, 7 February – reveals the UK organic market is now worth more than ever at £2.2 billion, growing 6% in 2017. The market has now had six years of steady growth, with organic accounting for 1.5% of the total UK food and drink market.
ソイルアソシエーションのオーガニック市場レポート2018によると、「イギリスのオーガニック市場の売上は、22億ポンド(2月11月現在 約3,183億円)、2017年より6%成長しています。これで6年間安定的に成長していることとなります。そしてオーガニックプロダクトはイギリスの食品・飲料市場の1.5%を占めています。」
また、上記のマーケットレポートには以下の要因も含まれています。
・オーガニックの総売上の13%はオンラインショッピングによる自宅への配送が占める
・オーガニックチルド食品は21%の印象的な成長をしており、イギリスのオーガニック市場の3.4%を占める
・乳製品は3%の売上増、いまだにオーガニック食品・飲料市場のなかで1番高いシェアを占めており、市場の30%が乳製品に当たる
・オーガニックワインの人気は続いており、ビール・ワイン・スピリッツの売上は8%以上上昇している。また、多くのスーパーマーケットがオーガニックワインの取扱数を増やしている
ロンドンに住む消費者としての視点も追記します。オンラインショッピングの売上が伸び続けているのは、オーガニックに関わらず採れたての旬な野菜や果物、新鮮な肉などを自宅に配送してくれるサービスが流行っていること。そして、オンラインスーパーマーケットが大人気で需要が高いからでしょうか。私自身も、子供が産まれてから、ほとんどオンラインでオーガニックの生鮮食品も購入しています。
チルド食品に関しては、この2年くらいで一気に増えた気がします。特に展示会へ行くと、オーガニックチルド食品のブースが増えているなと以前より感じていましたし、久々に足を運んだオーガニック専門スーパーマーケットでも、チルド食品の売り場が増えていました。
乳製品に関して、カフェでもオーガニックミルクを当たり前のように提供するところが増えて来ています。また、野菜や果物などをオーガニックにすると、1.5~2倍の価格になってしまいますが、乳製品はオーガニックと従来のオーガニックではない製品との価格差が日本円で数十円単位となります。オーガニック食品は買わなくても、乳製品だけはオーガニック派という人も多いのかもしれません。
