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イギリス初のヴィーガンブッチャーを訪れて

2020年「世界ヴィーガンデイ」の11月1日にオープンしたばかりのイギリスで始めてのヴィーガンの肉屋に足を運んで来ました。この肉屋は自分たちのオリジナルのヴィーガン肉製品を調理して客に提供する100%完全菜食主義者のためのアメリカンダイナーが隣接しています。

ブッチャーでの品ぞろえは豊富で、植物ベースのスモークハム、サラミ、、パストラミのほか、リブ、ハンバーガーグ、ミートボール、レバーパテ、ブラックプディングなどが並べられています。

マネジャーのトレイシーさんは、ベーコン、ソーセージ、ペッパーサラミがオススメだと話てくれました。コロナウィルスのパンデミック真っ只中にオープンをしたヴィーガンブッチャーですが、食品を扱うため、ロックダウン中もオープンし続けていたとか。

今回、9個入りのミートボール(10ポンド)、パストラミ(4ポンド)を購入すると、おまけでサラミを親切にもいただきました。

パストラミは、チーズとピクルスを入れてパストラミサンドイッチに、サラミはそのまま食べてみましたが、イタリア人の主人も「美味しい!」というほど。フェンネルがはいっていて、普段食べているサラミと味も、食感も実に近いのです。

店内で取り揃えられているヴィーガン肉の主原料は、大豆やキドニービーンズのような豆類、そしてセイタンとなっています。セイタンは、小麦のグルテンから作られグルテンミートと言われるものに使用されていることが一般的です。こう言われてもピンと来る人は少ないかもしれませんが、
日本食の麩がセイタンに当たります。このセイタンは、肉の弾力感を出すために使われる重要な原料です。

ミートボールをトマトソースで煮込み、ミートボールパスタを作ってみましたが、このミートボールはまさしくお麩の味がしました。きっと、だし醤油で煮込んでもきっと和風な味で美味しいと思います。

ABOUT ME
代表・編集長 鈴木聖佳
約8年間、東京にて化粧品業界商社兼メーカーに勤務、Eコマース、カタログ通信販売のマーケティング&法人営業に従事。2012年にイギリスへ移住。3年弱、ロンドンの金融業界で勤務したのち、フリーランスとして活動を開始する。 オーガニックやナチュラルに特化した日本のオンラインショッピングプラットフォームの営業として、市場調査を行い、展示会に足を運び、約2000以上のブランドにアプローチをする。そして、多くの生産者やメーカーの日本市場への参入を支援する。 昨今は、「一人ひとりの健康のため、次世代に引き継ぐ地球環境のため、ほんとうに良いものを広めたい」という思いのもと、日本の有機農家や自然活動家のPRに携わり、NHK報道番組やその他の専門雑誌、新聞などのメディアで取り上げられるように尽力している。オーガニックプレスでコラムを執筆中。現在、約10年間のロンドンでの生活を経て、シンガポールに在住。 ビオナチュラ&コーの立ち上げストーリ及び実績はこちら
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